世界最高峰の自転車メーカー4社

自動車や飛行機を愛してやまない皆さんにお伺いしますが、自動車や飛行機の誕生に重要な役割を果たしている部品のほとんどは、もともと最初は自転車用に設計されたものであることはご存じでしょうか?つまり、自転車の発達は、現代の社会と技術の進歩に大きな影響を与えてきたのです。さらに、2003年までには、全世界の自転車保有台数が10億台を突破し、自動車のおよそ2倍となりました。自転車は、海から山まで、用途に応じてさまざまなスタイルのモデルを選ぶことができます。そのため、どのようなライディングスタイルが希望でも、選択肢は無数とあるのです。ここでは、世界最高峰の自転車メーカーを紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください!

1. GIANT

台湾に拠点を置くGIANTは、社名にある通り、巨大なブランドです。2014年には660万台以上の自転車を製造し、18億ドル以上の収益を上げた世界最大の自転車メーカーとみなされています。

1972年に創業したGIANTが目指すゴールはいたってシンプルで、「世界中の人々がより良い、より身近な乗り物を体験できるようにすること」です。そのため、同社はクラフトマンシップ、イノベーション、インスピレーションを重要視しています。

また同社は、高品質の自転車をリーズナブルな価格で販売することで、過去数十年の間に急激に事業を拡大してきました。週末にのんびりとサイクリングを楽しむ人から、本格的なダウンヒルレーサーやロードチャンピオンまで、あらゆる人に適したバイクを届けています。

2. GTバイシクルズ

1979年、米カリフォルニア州サンタアナで誕生したGTバイシクルズは、BMXバイクの開発と「トリプルトライアングル」ハードテールフレームデザインによって、創業からすぐに世界的に認知されるメーカーとなりました。このデザインは現在でも使われています。

同社は、信頼性が高く、長持ちし、独創的なフレームを持つ製品を作ることにフォーカスすることで、二輪車の可能性の限界に挑戦し続けています。BMXの大ヒットを受け、マウンテンバイクの設計を開始し、すぐに他の種類の自転車製造にも手を広げました。

現在でも、新しい技術の開発と応用を続けており、自転車業界にいち早く29インチサイズを持ち込んだのも同社です。

3. MARIN

MARINは、1986年、都会の喧騒から遠く離れた米カリフォルニア州マリン郡の壮大なトレイルとサイクリングの遊び場を走破する、というスローガンを掲げてスタートしたブランドです。

マウンテンバイクに特化した自転車メーカーですが、その他のタイプのサイクリストにも対応しており、ミドルエンドからハイエンドまで、数多くのカテゴリの自転車を製造しています。

同社の企業理念は、「学んだことを実行し、作ったものに乗る」ことであり、製造したそれぞれのバイクで唯一無二の体験を届けることを目指しています。トレイルや高速道路といった屋外で走行した経験をもとに、専門的な技術と知識を身につけ、究極のバイクを追求するために常に学び、成長し、進歩し続けている会社です。

4. Santa Cruz

Santa Cruzは1993年、米カリフォルニア州サンタクルーズの小さなガレージからスタートした自転車メーカーで、画期的なアイデアを用いた製品を作ることで有名になりました。同社の製品は、正直、万人向けではありませんが、これからもそういった方向で事業を続けていきたいようです。自転車にかける情熱と献身という目標に向かって、他のどのメーカーよりも懸命に、賢く、そして時には奇抜に行動することを売りにしています。